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日本選手権準決勝!

G'Day mate!

壮絶な花園ラグビー場。

日本選手権準決勝

神戸製鋼 31−29 東芝

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朝起きてみると大阪は快晴。
でも、京都や奈良は吹雪とのこと。。だんだんと試合前に雪がちらちらやってきていた。
でも、試合のキックオフ前には雪も止み、お天気の花園ラグビー場でのバトル開始。

ただ、スゴイ風が。。
グランドレベルの風と上空の風が向きが違うし、上空の風も3方向くらいに分かれている。。


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試合は、神戸製鋼が風上から先制し、後半に東芝がじわじわと追いつき、気づいてみれば2点差になっていた。
時間があと5分あれば、全く分からない試合で、試合の中で両チームにチャンスの流れがやってくる展開となった。

詳しくゲームを分析して行くと、試合のクオリティがテストマッチに近く、フィジカルも戦術もメンタルも高いレベルで要求され、またお互いの強みが出やすいゲーム様相だったので、ゲームのターニングポイントやプレッシャーが増していく局面を打開する能力も求められた。
お互いのゲームプランやストラクチャは全く異なるものだったと思うが、特性がありながらも力はイーブン。


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こういうイーブンのゲームで差をつけるのは、個人技やビッグプレー。
この日のビッグプレーは、神戸製鋼に連発。
これをされてはどのチームも止めようがないと思う。

特に前半のトライのいくつかはお見事。

前半8分トライ
大橋のキックから自らキャッチ 

→ 安井がセービング

→ 松原がパスアウト

→ 伊藤がスタンドに入りパス

→ ウイングが2飛ばしパス

→ 正面がハンドオフでラインブレイクしトライ

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前半11分トライ
橋本がヒルにタックルしフォースドエラーでノックオン

→ ターンオーバーボールを安井が少し持ち出しパス

→ ブラッキーがキック

→ 今村がトップスピードで走り込みバウンドしたボールをキャッチしてトライ


個人テクニックと状況判断がバッチリと合い、それが連動しているすごさ。
スピードとプレー強度が高い状況化でしっかりと判断出来てるのは、素晴らしかった。


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後半の、山本のグラバーキックからフーリーがポストの下にトライしたのも、ジャパンが本当にやりたいプレーそのもの。去年の代表合宿でも、この練習に何日も費やした。

セットプレーは、東芝がリーグ最強。前半の入りのスクラムではとても重要なスクラムで神戸製鋼が東芝を圧倒。しかし、徐々に東芝がプレッシャーをかけ始め、後半にペナルティトライで7点を奪った。神戸製鋼のセットプレーもかなり強いが東芝はもっと強かった。プレーオフ決勝で完全にサントリースクラムを壊したスクラムワークをさらに上回った強さだったと思う。

ブレイクダウンに関しても、両チーム共に良く立ってプレーを心がけ、テンポやスピードも充分速く、ブレイクダウンターンオーバーがしっかりと起こる様相に。ブレイクダウンのターンオーバーは、東芝が8回、神戸製鋼が3回の合計11回。(ちなみにもう一試合の準決勝は、サントリーが1回、パナソニックが3回の合計4回。)
また、クイックボールからのテンポ良いラインプレーで、ラインブレイクは東芝が16回、神戸製鋼が11回と互角の攻め合い。


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@日本のレフリーの歴史の中で、IRB大会の決勝を担当したことがあるのは、かずさんとTaizのみ。偉大な先輩かずさん。右は、日帰りでお疲れのトウナイさん。


シーズン全体を通じた戦略と言う面からすると、日本選手権のあり方自体が、リーグ戦上位チームの東芝にとっては難しい状況になってしまった。3週間公式戦から離れるとゲーム感がやはり鈍るリスクがある。一番、佳境の頃に”ウインドウマンス”がやってくる状況になり、練習試合を入れたものの、そこには怪我のリスクがあった。
一方の神戸製鋼は、大事な試合に向けて続々とケガ人が戻って来た。そして毎週続く試合で復帰した選手達を少しづつ試しながら、チームの勝ち文化/雰囲気と共にチームビルドを計画的に出来た事は大きかったと思う。

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@マッチオフィシャルのブーツは、アシックス。こだわり強い。

強烈に強い東芝に対し、逃げ切った神戸製鋼。

この神戸製鋼と言うチームに対してはスカウティング難しいだろうなぁ。
サントリーは自分たちのストラクチャを信じて戦い抜くのみ、かな。

フィットネス勝負的な下馬評予想も良く目につくけど、リーグ中の神戸製鋼は結構後半に強く厳しい時間にも得点を取ってる。

あと、1試合。
激しい試合を期待。
この試合が日本ラグビーのスタンダードとなる。
この試合が日本ラグビーにどういうメッセージを発するのかを興味深く観てみたい。

Taiz

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