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歴史的勝利のストーリー!

G'Day mate!

歴史的勝利キタ!

日本代表 23−8 ウェールズ代表

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世界5位、そして今年の6ネイションズ優勝国であるウェールズ代表を完全に攻略し、きちんと勝ち切った。
世界的にビッグニュースなのは間違いない。イギリスのツイッターも”ウェールズvジャパン”のワードが1位だったそうで、その注目度が分かる。

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世界トップ10に入る事。

なおかつ、

JAPAN WAY で勝つこと。

ズルしたとかたまたま勝ったとか、相手に言い訳を作らせてはつまらない。この日の試合は、ウェールズからは言い訳の効かない試合となった。
ブリティッシュライオンズツアーで、主力が15人取られていると言っても、6ネイションズでのレギュラークラスを何人も連れて来ているし、若い選手たちを積極的に使って来たと言っても、ジャパンだってティーンエイジャーや大学生や今年からジャパン入りをした新しい選手が何人も出ている。


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神懸かり的に、天気予報を覆し、雨の一切降らない暑くて時より太陽が出て来る天気に。
秩父宮にはジャパンのサポーターがグランド狭しと来場されて、グランドに大きな圧力と熱気をもたらした。
ウェールズ代表は、第1戦でホーム用ジャージの赤を着用した為に、この日は黒。。重なる時には重なり続けるものだなぁ。
後日、ヘッドコーチのロビンさんと話したら、「雨が降ってたら良かったのに、、。」とボソリ。


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試合中も、色々と神懸かり的な事が起こっていた。
試合前のトスに勝ったのはジャパン。廣瀬キャプテンは、電光掲示板を背にし伊藤忠ビルの方へ攻める為、陣地を選択。この選択は、前半は風下からラグビーをするもの。なかなか強い風が吹いていた。
前半30分すぎの大事なペナルティゴール。50mほどの距離を狙うのはフルバックの五郎丸選手。彼の普段のルーチンである、ゆっくりとしたボールプレースから少しづつイメージを持ちながら、ステップで下がり、またそこで止まってイメージを作る。その1分弱のキックプロセスの時間、なんと、風向きが変わり、ジャパンが風上になった。
ゴールポストの下では、Taizともう1人のアシスタント、そしてウェールズ代表スタンドオフのダンと「おい、風おかしくないか??」と会話。そのボールはぐんぐん飛距離が伸びて、むしろイージーキックのような弾道でゴールに入って来た。
僕は、この時に、五郎丸選手が昨年夏の菅平合宿で、エディーさんが連れてきたレッズのコーチと毎日猛特訓をしていたのを思い出した。

「あ、あの1年前の猛特訓とそれからの継続が、今、こうやって大きな結果として出ているのかな。」

と、思った。試合の難しい場面で、こういうビッグプレーをすると五郎丸選手自身も自信を持って蹴られるようになるし、そしてチーム全体ものってくる。後半の難しい時間帯についても、エディさんのゲームフィニッシュイメージが選手の采配タイミングにぴしゃりと当たり、選手たちも難しい時間帯に、ビッグプレーを連発する。
マレ・サウのブレイクダウンターンオーバーに始まり、ゴール前の大ピンチでスクラムターンオーバー、ツイのビッグタックルからターンオーバーし、田村のレッグドライブタックルからツイと大野が押し込みウェールズの反則を誘った。


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そしてキャプテン廣瀬が戻って来たのも大きい。
この試合に出るまでに、廣瀬キャプテン本人がずーっと辛抱強くコンディションを整えたはず。その心理的なストレスは大きかったはずだが、この日もリーダーらしく堅実で強い状況判断を繰り返していた。僕個人としては、廣瀬キャプテンのような選手はとても好きで、ポジショナルスキル(自分のポジションのプレー役割)を越えて、ジェネラルスキルを持ったフットボーラーだと思うから。
ハーフがいなくなればハーフの役割をするし、ピックゴーでゲインをしておかないといけない状況でフォワードの枚数が足りないと思えばボールを取りに行く。オープンサイドにスペースがなければ、逆サイドからでもボールキャリーをしてラインブレイクしてくるし、決して大きくない体格だけどきちんとしたタイトプレーが出来る。
この日も、クレイグ・ウイングがトライをした前のブレイクダウンでも本当に気が利いたプレーをした。


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五郎丸選手についても、廣瀬キャプテンにも、この歴史的な勝利に向かって、それぞれに小さなストーリーがあったと思う。
僕は、偶然に勝つという事はないと思っているので、この日、グランドに立った全ての選手やスタッフ、マッチオフィシャルに小さなストーリーがあって、それが重なり必然的な勝利になったと思う。

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スーパーラグビーから帰って来た田中・堀江選手たちのストーリー
セットプレーが安定出来るまでにエディさんが連れてきたスポットコーチのストーリー
他の国代表の選択肢があったマレ・サウやクレイグ・ウイングが日本代表になっていくストーリー
この日グランドに立てずサポートに回った日本代表選手たちのストーリー
勝つシナリオを練習に落とし込んで来たコーチングスタッフのストーリー
試合前の駆け引きがあったマッチオフィシャルのストーリー
スタジアムを満員にした運営側のストーリー
国歌独唱をした歌手のストーリー
会場に来場した観客一人一人のストーリー
東北からジャパンが招待した多くの子どもたちのストーリー


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本当に数えきれない小さなストーリーがこの試合に詰まっていて、そして小さなストーリーがあの素晴らしい会場の雰囲気をつくり出してジャパンの歴史的勝利に向いていたと思う。
勝つイメージを、ジャパンをサポートする全員が持っているような感覚にすらなった。

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そしてこのストーリーは、何日もかかって出来たストーリーだと言う事に価値があると思う。

それぞれが何かを信じて続けて来た事の結果。

この日までラグビーをやって来た事に嬉しく思い、グランドに立たせてもらった事に感謝。

日本代表のトップ10入り、ここからが新しい歴史のスタートです。


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Taiz

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