« ノラ犬! | メイン | クロエちゃん! »

トラディションマッチ!

G'Day mate!

ゲーム難易度MAX !!

トラディションマッチ

ワチェラウッド 27−22 キングスカレッジ

1461109_426006607528504_1559805051_n.jpg

タイでの最大の試合、トラディション・マッチのレフリーを担当してきた。
スタジアムの8割方埋まった大観衆。
しかも、歓声がサッカーのノリなので、本当に活気があり、すごい音量で、声も届きにくく音も聞こえない。

IMG_0481.JPG

@キックオフ2時間前から大混雑


試合前からこの因縁の対決にグランド外での駆け引きがヒートアップ。
お互いに絶対負けたくない試合。

IMG_0482.JPG

試合の内容はさておいて、これまでの歴史や、これまでの色んな逸話が重なり、双方に非常に緊張感のあるフレンドリー状態。日本で言う所の、シニア版早慶戦という位置づけ。
両方共に、高校の出身とするオールスターチームで、代表選手がずらりと並ぶ。ワチェラウッドが日本の慶応大学で、タイラグビーの発祥学校でタイ社会の上層部に多く偉人を輩出。キングスカレッジは、ラマ国王が創設した由緒正しい学校。

IMG_0483.JPG

この対戦、過去10年間キングカレッジが勝利している。
2年前には同点だったそうだが、この時もペナルティシュート合戦でキングスカレッジが勝利との事。


IMG_0493.JPG

Taizは、背景について充分に情報を持っていないので、純粋にタイのゲームを”アップデート”するという事に徹した。
現代ラグビーのゲーム構造に近づけるメッセージを伝える事。
試合前の両コーチと共に行われたルール確認のミーティングでも、セットプレーの安定とブレイクダウンのコンテストやゲーム運営面でのモダンラグビー方式を明確に伝えて来た。

IMG_0506.JPG


最近では、アジアパネルにもレフリーを選ばれなくなり、アジアでの大きな大会に参加機会が減らされてしまっているタイラグビー。
10年以上も前に流行ったようなレフリングやルール解釈が散見され、コーチやプレーヤーもアップデートを望んでいる現状がある。


1471822_667321063312972_1167211596_n.jpg

歴史が長いだけに、自分たちでは大きく変わる事が出来ない現状、でも、少数派ではあるが、この現状に憂いを感じて飛躍的に向上して変化させたい熱を持ったタイ協会の方々もいる。


1479393_667321656646246_1512150243_n.jpg


よりタイラグビー全体としてゲームの規律、選手の正しい態度、ストラクチャラグビーの推奨を取り組んで行かなければならないなと感じたが、ゲームは展開が早く、セットプレーが安定して(スクラムのリセット0回、反則0回)、ブレイクダウンも良くボールコンテストして積極的に仕掛けていて、アドバンテージでどんどんペナルティの数を減らして行く事が出来た。

非常に膠着したゲーム展開で、後半の中盤ワチェラウッド24−17キングカレッジとなった場面での、キングカレッジのトライで24−22に。このトライからの簡単なコンバージョンキックを外したのが大きなゲームのターニングポイント。
そして、スローボールからのアタックパターンを練習する時間が確保出来なかったと言っていたワチェラウッドだったが、スローボールのブレイクダウンから、勇気を持ってドロップゴールを決めたのも大きなターニングポイントとなり、この2つのゲームターニングポイントは、現代ラグビーのゲームターニングポイントとしてはある形なので、その様相が見えてレフリーとしては非常に嬉しく感じた。


IMG_0512.JPG

@マッチオフィシャル&コメンテーター。右から2人目の方は、山口良治先生の旧友で、元タイ代表で日本代表と対戦した名キッカー。

10年ぶりに勝利したワチェラウッド、惜しくも負けたキングスカレッジも、両チームともに混ざって、スタジアムは遅い時間まで花火が上がり、サブグランドでのライブで盛り上がったという。

IMG_0514.JPG

@試合後にロイヤルファミリーの方から頂いた贈り物


タイのラグビーにちょっとでもポジティブなショックを与えて、ラグビーが”アップデート”出来た事を願って、タイラグビーが向上し盛り上がれば良いなと思う。

アジアへの貢献する機会があればまた是非!

Taiz

CーLINK インターナショナル
http://www.bioion.net/

カンタベリー・オブ・ジャパン
http://www.goldwin.co.jp/canterbury/

アシックス
http://www.asics.co.jp/

http://www.f-gear.co.jp/

http://www.musashijapan.com/

アスポタ