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JTL開幕!

G'Day mate!

ジャパンラグビートップリーグ2014−15シーズンがいよいよ開幕した。
今年は前年より2週早い8月中旬からの開幕。
どのチームも例年と異なるラグビーカレンダーに特殊な春と夏の準備期間を過ごしていた。
審判委員会としても新規レフリーをトップリーグを担当させる事やニュージーランドからレフリーを招聘していくレフリー契約を進めていたので、春と夏は経験浅いレフリーを中心にゲームを割り当てて準備をして来た。
自分自身の準備としては、春と夏シーズンは3試合トップリーグチームと1試合トップイーストチームのレフリー担当のみで、他の試合はアシスタントレフリー担当や合同練習といった割り当てだったので、本当に少ない機会にやることは限られたけど最大の注意を払って挑んで来た。

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フィジカルにはハードだったけど、トップリーグ開幕直前までスリランカに遠征出来る機会があったので、網走→宮崎→コロンボでのプログラムを立てて段階的にコンディショニングはしっかりと調整する事が出来た。


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初めてレフリー担当させて頂いたトップリーグ開幕戦。
エディさんも何度もおっしゃっている通り、ワールドカップのプレイヤーとしての位置づけの今年度のトップリーグ。来年のワールドカップに向けても非常に重要な年となる。その年の開幕戦をレフリー出来るのは本当に光栄なこと。
この数年間、関東協会所属のレフリーも担当していなかったと言うこともあり、周囲からの期待も多く聞かされ、自分自身もポジティブな状態で積極的に当日を迎えた。


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夏合宿でのピークに持って行くのが他のチームよりも一早かった東芝ブレイブルーパスと、スーパーラグビー所属選手がようやく戻って来た前年王者パナソニックの対戦は、期待以上に激しい試合になった。

ジャパンラグビートップリーグ2014−15
開幕戦

東芝ブレイブルーパス 39−26 パナソニックワイルドナイツ


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セットプレーの精度が上がったパナソニックに対して、アンストラクチャプレーのオプションが増した東芝、というのが試合を通じての感想。

通常、この時期のラグビーは湿度と気温による汗で本当にボールが滑る。
汗の油が原因で、これまでの開幕節ではコンスタントに40回ほどのミスが起こる。
しかも今年は開幕が早い。
レフリーとしても、今シーズンの高いベンチマークとなる試合になり、選手たちが高い強度の中でより高いクオリティのプレーを出来るべく、いくつかの局面については強いゲームマネジメントを入れて、キーディシジョンを使って強いメッセージを発し続けた。

この試合はよくボールが動かす事が出来、元々ブレイクダウンとアンストラクチャプレーが得意なパナソニックとアンストラクチャプレーが急激に向上した東芝との対決は、ゲームのアヤとなるターニングポイントが多く出来る激しいゲーム様相となった。
ハンドリングエラーもあの難しいコンディションの中、合計14回。
翌日のトップリーグの試合はハンドリングエラーがやはり例年通りの30−40回ほどあったので、難しい状況で積極的に攻め合った両チームに感謝。

今年の最大のフォーカスポイントであるスクラムについても、合計20回と少し多い数ではあったが、スクラムリスタートの成功率が75%と、非常に高いベンチマークでスタートする事が出来た。

ボールインプレータイムは、32分を超え、開幕節の全試合の中ではトップ。
サニックスvNTTコムの試合は28分程度だったり、昨年の同じ日に行われた東芝vサントリーの試合が26分だった事から比べると、非常に長いインプレーだった事が分かる。


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ゲームの局面は多くあるが、一つでも多くの局面が良い様相を見せ、プレーする側にとっても、観る側にとっても、高いベンチマークとなりジャパンラグビーの強化に繋がる試合が1試合でも多く増える事。
これが今、一番大事なこと。

そのとても高いベンチマークを第1試合目から達成してくれた両チームの選手たちに感謝。
長いシーズン、激しい試合が毎週繰り広げられる。
しっかりと準備して毎週の死闘に備えよう。

良いコンディションで開幕戦を迎えられた事の裏には多くの方のサポートがありました。
春シーズン、夏の合宿中、特にフィジカルやメンタルのサポートをして頂いた方々に多大な感謝。

Ta120

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